森田療法(もりたりょうほう)とは?

森田療法(もりたりょうほう)は、森田正馬により考案された精神療法(心理療法)です。

世界的にも有名で、現在では日本だけでなく、世界20カ国以上で紹介されている療法です。
神経症の症状を「病気」として治す方法ではなく、患者自身が気づき、自身の行動パターンを考え修正し、神経症の症状を、「自分自身が受けいれる」ことで治癒をする療法です。

*これらは、森田学説でいわれている ヒポコンドリー性基調、精神交互作用等を治療するものです。(ヒポコンドリー性基調とは、ふとしたきっかけ で不安感を覚え、心気症になりやすい性質のことである。 精神交互作用である。 これは、不快な感覚に対して注意を集中すればするほど、不快感が増大することをいう。

森田療法
治療の段階は、4つの時期に区分されます。

第一期:絶対臥褥(がじょく)期
患者を個室に隔離。
食事・排泄時以外の活動を制限し、ずっと布団で寝ているようにさせる。

第二期:軽作業期
臥褥時間を減らはじめ、徐々に外に触れさせる。
そのさい軽作業(当時は薪割りなどをさせるといっていた)をさせたりする。

第三期:重作業期
睡眠時間以外は、ほとんど何らかの活動をしている、という状態にして
肉体的な重作業を行う。

第四期:社会生活準備期
日常生活に戻るための準備期間として、社会生活訓練を行う。

この過程を1~3ヶ月間程度かけて行い、治療をします。
*この療法は、一般の人間が、勝手に行って良いわけではありません。
入院治療については森田療法専門医の指導のもとで行われるものです。

治療に重要な点は、患者自身の「治したい」という「意思」が重要で、このような心構えがないと、治療の過程で脱落してしまうことが多いといわれます。


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