鬱病になりやすい職場の特徴

うつ病の人、または、「そのような兆候のありそうな人」が職場にいた場合、そういった方への対応はどうしたら良いでしょうか。

まず、職場、仕事が原因で鬱病になる場合の理由として、いくつか典型的なパターンを抜粋しましたので、自分の職場が当てはまるかどうかをチェックしてみてください。

■過重労働の環境がある
いわゆる過労です。
法で定められているような仕事量を遥かに超え、仕事量が非常に多く、自分の時間がない、などといった環境の職場であれば、長時間、仕事上のストレスを感じたまま、一日を過ごす事になります。
さらに、仕事での対人関係がうまく行かないなどの事があると、特に重いストレスを感じ続ける事になるのです。

■仕事で良い評価がでにくい
自分の行った仕事に対して、きちっとした評価がないとき、特に悪い評価ばかりされた場合などは、仕事の達成感などは感る事はなく、心理的に嫌な「徒労感、疲労感」だけを感じる事になり、ストレスが大きくなります。

■業務上の役割が曖昧
仕事の役割がわからなかったり、自分の仕事の結果が見えなかったりする場合自分は何をやっているのかという疑問などが先に立ち、仕事の達成感などを味わえなくなります。

その他
■自分のペースで仕事ができていない
■社会的なモラルなどに反する部分がある
■対人関係で精神的負担が大きい人とのやり取りが多い場合

上 記以外でも、「よく怒る上司がいる」とか、もしくは、「相手にリストラを告げなければならないなどの役割をする仕事になった」とか、もしくは医療関係の方 などは「人の死を良く見る仕事」など、対人関係でのストレスのたまりやすい仕事をしている場合など、こういった事が職場でおこっていると、仕事が理由とな りストレスを抱え鬱病となる場合があります。

もしも職場に、以前の仕事ぶりと比べて、「非常に遅くなった」「休み、遅刻が増えた」などの症状のある人がいた場合、仕事を怠けているなどとは思わず、まず鬱病などをでないか、職場が上記のような状態にないかなどをチェックする事をお進めします。

そして、上司や同僚は、変化のあった本人の話をきちっと聞いてあげましょう。
ただし、話を聞いてあげる側の人間は間違っても「自分が治してあげる」といったような事や、「とにかく頑張れ」というような事を言うのではなく、まず「話を冷静に聞いてあげる」という事をしてあげてください。

そして場合によっては専門的な治療を進める事や、休暇を取ってもらう事なども視野に入れて検討する事が必要です。


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