PMS(月経前症候群)によるうつ症状

若い女性から中年の女性まで幅広く、PMS(月経前症候群)に悩まされる人が
増加しています。
PMSとは、排卵後から月経が始まるまでの間に、胸のはり・腰痛・肩こり・むくみ・
便秘・下痢・頭痛・吹き出物・眠気・疲労感といった身体的変化と供に、イライラ
したり、過食になったり、無気力になったりという、抑うつ症状が伴う場合があります。
このときのうつ症状のメカニズムをご説明します。

PMS(月経前症候群)による抑うつ症状
脳内で分泌される神経物質のひとつであるセロトニンの減少により、不安や
うつを引き起こすと言われています。女性ホルモンのエストロゲンとプロゲス
テロンが、セロトニンの分泌に影響を及ぼすことが明らかになっています。
月経前の黄体期には、このエストロゲンとプロゲステロンの分泌が減退する
ため、同時にセロトニンも低下するのです。そのため感情を不安定にさせる
ことになります。

【症状】月経前の数日間のみ表れ、14日以上継続しない。
・突然気分が沈み込む
・孤独感や絶望感が強くなる
・自責的思考が強くなる
・「消えてしまいたい」「死にたくなる」という思いにかられる
・食欲増大(対して、精神性のうつ病では食欲が減退する)
・眠くなる(対して、精神性のうつ病では不眠や眠りが浅くなる)

【治療】
数日間か、月経が始まると症状がおさまる場合が多くあります。
定期的につらい状態が続くようであれば、婦人科へご相談ください。


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