抑うつ状態への応急処置

専門家にかかり、薬を処方されたり、休養を取っていたとしても途中経過ではまだまだ抑うつ気分に苛まれることがあります。また、専門家から「もう薬を止めても良いですよ」と言われたのちに、再び何らかのきっかけで鬱々とした気持ちになってしまうこともあります。
こ のとき、深夜であったり、病院が休日だったりしたときには、ますます追いつめられた気分が増加してしまいますね。特に、このような感情になりやすい人は性 格的に真面目な傾向があるため、こんな状態を友人や家族に話したら、心配や迷惑をかけてしまうのではないか、相手も厭な気分にさせてしまうのではないかと 考え、ひとりでその心の動きに対峙しようとするときがあります。

そんなときには、脈絡の無い行動に移すと少し平静を取り戻せる場合があります。
例えば、
「もう生きていたくないなぁ・・・」→「そうだ、温かいお風呂に入ろう」
「私なんて消えて無くなれば楽になるのに」→「よし、腹筋10回やってみよう」
「悲しいばかりで、こんな自分大嫌いだ」→「好きな音楽をかけて歌でも歌おう」

理屈としてなるべく繋がりの無い行動、脈絡なくわずかでも体を使う動きを取り入れると、少しは落ち着きを取り戻し、悲壮感や絶望感から逃げ切れるときがあります。まさかと思われるかもしれませんが、これは専門家たちが提唱している方法のひとつです。
テ レビを見ることは、自分で効果があると感じれば良いですが、このような状態のときに、健全で明るそうに見えるテレビの出演者たちや、バラエティ番組の笑 い、生き生きとした幸福なニュースなどがかえって鬱々した気分を助長するときがあります。むしろ能動的でマイペースにでき、深夜であっても対処できる手軽 な行動を取り入れてみるほうが良いと思います。

これは応急処置にすぎませんから、その後改めて専門家に相談してください。間違っても、処方されている薬を決められた量とタイミング以上に飲んでしまわないように。決められた以上に薬を飲んでも効果は上がりません。

過去の記事もご参照ください。
セロトニンを活性化するリズム運動
音楽療法でリラックス


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