家族療法とはどんなカウンセリング?

家族療法(かぞくりょうほう;Family Therapy)とは、家族を対象とした心理療法の総称のことである。
従来は、患者一個人のみをあつかった療法が主体であったが、統合失調症のダブルバインドなどの仮説のように、精神病自体を個人だけの問題とせず、家族などの人間のつながりの単位で考える療法のことである。

家族療法は、様々な治療効果研究の複合体であるが、現在では一般システム理論に基づいた(システムズ・アプローチという)家族療法が主流である。

家族療法の対象
家族療法の対象となるのは、アルコール依存症などによる共依存の問題や、摂食障害などによる親子関係の問題、子供の自立、家族の死などによっておこる、ライフサイクルじょうにおけるストレスの心の障害などがある

家族療法の方法
原則として患者をふくめたその家族全員を治療に同席させ、週1月1回など定期的に面談などをおこなう。
そのなかで治療法、病気の経過などを家族全員に理解してもらい共有する。
現在おこっている問題がどのようなことが原因ででてきたのかなどを家族全員が理解するようにし、おたがいの行動やコミュニケーションのありかたの変化をうながしていく。

ま たシステムズアプローチによる家族療法では、家族を、個々の成員が互いに影響を与えあう1個のシステムとして考え、家族成員におきた問題は、単一の原因か らではなく、お互いに影響を与え合う中で、問題を維持してしまっている、もんだいを持ち続けてしまっている原因と結果の悪循環を描いている、というように と考える。

そこで、実際に現実として問題を抱えた家族成員を、家族を代表して問題を体現している人という意味で、IP(Identified Patientと呼ぶ。


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