偏執病(へんしゅうびょう)パラノイアの意味と症状

偏執病(へんしゅうびょう)英名ではパラノイア(paranoia)とはなんでしょうか?
パラノイアは精神病の一種で、体系だった妄想を抱くもの、を意味しています。
妄想症、妄想性障害とも訳されています。

自らを特殊な人間であると信じるとか、隣人に攻撃を受けている、などといった異常な妄想に囚われている、と言った様な「強い妄想を抱いている」、「という点以外では、人格的に常人と大して変わらない点が特徴です。

妄想症の症状

盗害妄想
痴呆患者によくみられる、自分の物を盗まれたと思い込む妄想症。

注察妄想
「盗聴されている」とか「隠しカメラで監視されている」と思い込む。

関係妄想
周囲に起こっている現実を自らに結びつけて考える妄想。

罪業妄想
うつ病患者に多くみられる、自分は非常に悪く、罰せられるべき存在で、皆に迷惑をかけていると思いこむ妄想。

心気妄想
こちらもうつ病によく見られるものですが、自分の身体の一部が病気にかかっていると思いこむ妄想。
実際に病気に罹っていても、その症状が自分の思っているよりも、非常に軽い場合も、この種類に分類される。

誇大妄想
躁病によくみられる、自己を過剰評価し、現実的な状況には存在しない地位・財産・能力などがあると思い込んでいる状態。

被害妄想
何らかの犯罪的な干渉を受けていると思い込む妄想。
いろいろな局面における失敗を、すべて他者からの干渉、攻撃で失敗したと考えたりする。

また一般的な症状として
他人への根強い猜疑心(さいぎしん)、自己中心的性格、異常な独占欲などがある場合がある。

その他 、不死妄想、Capgras妄想、被毒妄想、恋愛妄想、血統妄想など(詳しくは統合失調症参照)。嫉妬妄想は隠される場合が多い。

これらの症状が極端に発達し、日常生活に支障をきたす状態になると、妄想性人格障害(paranoid personality disorder)といわれます。

発生のメカニズムは?
発生の原因は、完全に解明されていないですが、ストレスなどが要因と考えられれいます。
例えば、妄想症は戦争の捕虜となって激しいストレスを受けている人等に、非常に多く見られる症状なのです。


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